オグリキャップという馬について
テレビが取り上げていました。
どういう内容なんだろうと、見てみると
これが結構涙もの。
サラブレッドでもない、二流の血統の馬のサクセスストーリーが
感動的でした。
オグリキャップを彼と呼ばせてもらうことにして、
彼は、名古屋の地方競馬にいた馬なのだそうです。
地方競馬にいたからこそ、短距離のレースにたくさん出る事が可能で、
鍛え抜いたからこそ、心臓の心拍数が普通の馬の半分くらいのスポーツ心臓だったらしい。
しかも彼は、レースとそうでない時のスイッチのオンオフが極めて上手だったとか。
緩む時と緊張する時をちゃんと作っていたのですね。
そして何より彼は、走ることに対する思いが全くぶれなかったのだそう。
私は競馬には全く興味がなく、馬について無知な人間ですが、
彼の足の怪我を治す為の温泉治療が災いして
スポーツ心臓が普通の心臓に戻ってしまったアクシデントを超えて
引退レースで逆転優勝した時の映像を見て
涙してしまいました。
あっぱれな生き様でした。
人間もかくありたい。 いつどんな時もぶれない自分を持つことの美しさ。
彼に教わりました。
感謝