いざ、チチカカ湖!
その前に、
4300メートル超えの地を体験しました。
ハワイのマウナケアでは、4200メートルでしたので、
さらなる高地体験です!
高山病を心配したのですが、ここでは
高地と言えども、せいぜい30分程度の滞在でしたので
走ったり、大きな声で笑ったりしなければ大丈夫でした。
露天商さんも沢山あったので、
みんな4335メートルもなんのその❗️
がっつりお買い物にいそしんでいました。
ちなみに私も。
実は小走りもしたけれど、大丈夫でした。
人生初の高地体験の後、
ガタガタ道を揺られてやっと海抜3890メートルのチチカカ湖に到着。
天気は雨の予想でしたが、かろうじて曇り空。
4時を過ぎていましたので、ぐっと気温が下がって来ていました。
しかし、バスが暑かった私は、愚かにも持っていたダウンをバスに置いたまま、
登山用の雨合羽だけを着て、チチカカ湖に浮かぶ人口の島、トトラへと上陸しました。
トトラとは、食べ物にもなるし、家にも島にもなる、優れものの葦だそうです。
スペイン、もしくはインカの人々に追われて、水上生活をすることとなったと言われている
ウル族の人々です。
ウル族の人の生活スタイルを、丁寧に説明してくれた後、
みんなが歌を歌ってくれました。
写真の小さな男の子は、とっても可愛くて人懐っこかったです。
観光が収入源となっているのですね。
と、こう書くと私はいかにもトトラの上で元気だったみたいですが
実は寒くてガタガタ震えていました。
「早く終わらないかな〜(>人<;) 雨も降ってきたよお(;_;)」
と心の中で叫んでおりました。
そうこうするうち、気分まで悪くなってきましたので、
1人トトラを降り、フェリーに戻って休んでいました。
あとで、聞いたのですが、寒さを感じると3890メートルクラスの高山では
高山病を発症しやすい状態になってくるのだそうです。
ま、そうですよね。
長旅の挙句、富士山より高い場所ですもんね。
油断禁物。
トトラからホテルに戻る道すがらは、やっと歩けるという感じでした。
ホテルに戻り、5分程度酸素吸入を受けたら随分楽になりましたが、
食事を少しだけいただいて、さあ寝ようという時、
今度は寒さから熱発していました。
同室の友人にヒーリングしてもらい、
一気に熱が下がったものの、軽い高山病が残っていましたので
再度酸素吸入に行き、元気になって戻りやっと眠れました。
高山病が酷いと眠れないとか。
その時のツアーは、割と年齢層の高いご夫婦連れが多かったのですが、
チチカカ湖で酸素吸入をしたのは、他には若い新婚旅行のカップルでした。
年齢って関係ないとは聞いていましたが、本当に。
酸素吸入体験という人生初めての体験もでき
翌朝体調が戻りましたので、ホテルから見えるチチカカ湖へののワーク、
しっかり出来ました。
「オープン ザ・ゲート」
マニラに続いてチチカカ湖でも聞こえてきました。
ペルーに来た目的の1つを完了する事が出来てホッとしました。
しかし、今ウル族の方の暮らしぶりを思うにつけ、私たちは便利になり過ぎており
物が溢れた生活になっています。
工夫次第で、物は無くとも充分暮らせる事を思い出させてくれました。
今、大断捨離中の私には本当にありがたい経験でした。
もう少し続きます。