ある小さな綺麗な村を、
これまた小さな古い電車が走っています。
のどかな車窓の景色に心は弾み、
お喋りも楽しく日差しもポカポカ。
そうしているうち、景色が変わってきた。
そして、急斜面を登っているのか、電車そのものが傾いてきた。
え?
こんな急斜面を登れるの?この電車で。
そう思っているうち、
ズルズルと、バックし始めた
この電車には沢山人が乗っているし、古い電車の車両も重い。
一旦平な場所まで戻ってしまってから、どこからか声がした
「みんな、急斜面を登る時だけこの手に乗りなさい」
そも声の主は誰か分からないけど、
とても優しくて、安心できる声だった。
その差し出された手は、ものすごく大きくて、
電車に乗っている人ほとんど乗る事が出来るほど。
多くの人が急斜面に差し掛かった時、その優しくて大きな手に乗った。
そうしたら 車両がその人達の体重分だけ軽くなり、急斜面を何とか超える事が出来た。
大きな手に乗った人も、乗らなかった人も
電車に乗り合わせた人全て
無事に急斜面を超えて、目的の場所まで行く事ができたのです。
めでたしめでたし。
今朝方、見た夢の話でした(^^)
この電車が何を意味すると考えるか、きっと人それぞれ違うと思います。
1つ言えることは、
今私達は急斜面を登り始めているのかもしれないな、と言うことです。
読んで頂きありがとうございました。