マケドニアニアの旅も半ばになり、
何となく自分の内面における変化も感じられず、
むしろ、以前の私にありがちな思考、観点に振り回されて
これでいいのだろうか、このままで。
そんな風に感じるようになっていました。
オフリド湖のクルーズは天国にいるほど素敵だった。
マケドニアの自然は、限りなく優しかったけれど。。。
その日眠りに落ちる前に祈りました。
「必要なメッセージを届けてください」
すると、どうでしょう。
夢にてメッセージがやってきました。
天空から金色の光の柱が降りてきているのだけれど、
私の頭上で止まっているのです。
ん?
止まってる。
私と光の間には薄い霧の様なものが少し見えます。
何かまだ私が気付かなければならない事があって、
途中で止まっているのだなあ。
そんな風に感じた夢でした。
ここ、マケドニアに来るまで、
石神という言葉に突き動かされ、色々と訪ねたりしたけど、
その時に受け取ったメッセージの断片が、
この旅と繋がって来ている。
でもまだ。
何か、、、、
帰国した後、少しづつ霧が晴れるようにわかってきている事があります。
次にギリシャのデルフィに行って、
巫女が神託を受け取った所に案内されました。
その当時デルフィは、世界の中心と言われていたそうです。
小さな可愛い町でした。
神殿後はとても気持ちのいい場所。
パルテノン神殿よりずっといいなぁ。
優しい目をしたワンコ。
テスを思い出しました。
今回の旅を重ねてゆくうち、やってきたワードは
原点回帰
鍵
その2つでした。
原点回帰のために、自分の奥深くにあるものを見せられている。
そして、鍵。
自分自身が何故今この道を歩き、
そしてこれからの自分にとって、最も大切で
自分を最大に開いて行くための事、もの。
その事についての気付き。。。。
そういえば、今回の旅で実はノーチェックだったのですが、
物凄く良かったのが、メテオラ修道院。
岩の上にそびえる修道院の数々。
何か近寄りがたく怖そうな所かと思いきや、
美しく、穏やかなエネルギーに満ちた、天空の修道院
という印象でした。
高い!高所恐怖症の方は、やめておいた方がいいかも。
↑修道院は、こんなに美しく素敵な所なんです。
修道院の下の岩は、今もなお成長を続けているそうです。
風が運ぶ小石が岩にくっつき大きくなって強固になっていくという、
気の遠くなるような成長の仕方だそうです。
岩山を近くでよく見ると、ちいさな小石が集まって、固くなっていました。
自然の力って、凄いですよね。
言葉を失うほどでした。
橋が無かった頃、綿で作ったロープで、人や物を引き揚げていた場所。
神を信じていたら怖く無かったのでしょうか。
修道士さん達、ロープが切れて落ちても、
神の思召し。
と覚悟されていたそうです。
信仰の深さなんでしょうか。
マケドニアに興味を持ってくださって、ここまで読んで頂きありがとうございました。
感謝