出羽山が現在、月山が過去(死後)湯殿山で生まれ変わり。
という意味があるそうです。
このお山は、どのお山も神聖で、
修験道の方が修行された山。
一つ一つの山が持つエネルギーがそうさせるのか、
夫との不思議な旅でした。
羽黒山神社までの2446段の石段を登りました。
想像以上に大変で、甘く見ていた私は途中でめげそうになり、何度も休憩しました。
写真ではそんなに急な坂にみえないですね~。
心臓がばくばくするような石段を必死で登っていくと
そこに茶屋があって、そこで食べたお餅がおいしくて!!!
お餅のお陰でその後の石段を登り続けられたと思います。
お餅と抹茶をいただきながら眺めた庄内平野がとても美しかったです。
そして美しい月山。死後30年たつと人の魂は月山に戻るといわれているそうです。
残念ながら月山の頂上には登れませんでした。
湯殿山は、元山伏さんという旅館のオーナーさんが、特別に許された朝参りというものに連れていってくださいました。
とてもパワフルかつ神聖なところで、裸足になり正式なお参りをさせていただき、
本当に生まれ変われるかのような気持ちになれたのが不思議です。
今回お寺さんにも呼ばれていて、五百羅漢さまの彫像を偶然見つけました。
お一人お一人がユニークです。
真面目そうに経典を読んでる方、うたた寝している方いろんな羅漢さんがいました。
羅漢さまといえば、お釈迦様のお弟子さん。
でも個性豊かな方々で何だかほっこりしました。
この旅を終えて、私の中の深いところで修行好きな一面に別れを告げた気がしました。
一度死んで生まれ変わったとすれば、そこかもしれません。
もうつらい修行はいりませんね。
ただ今を悦び、そのままを受け入れてゆく。
時として子供のように純粋に感情を感じきり、キラキラと生きてゆく。
やっと心からそんな生き方ができる、そんな気がしている私です。
温泉も良かったですよ。
山形LOVE。