アートの島 直島に行って瀬戸内海の夕焼けを観たいと思いたち
運良く誕生日に予約がとれ、夫と行ってきました。
不思議なアートの島
最初観たときより、一晩眠って起きて観るとアートが違って感じられる。
と書いてあったけれど、本当にそうだった。
そして全面に瀬戸内海の夕焼けが見える窓。
安藤忠雄さん設計のホテルは、とてつもなく雄大な景色を見せてくれた。
誕生日まで、少々ハードスケジュールだったため、着いた日は部屋でひたすら眠っていた。
聞こえるのは静かな波音だけ。
肩を痛めていたことで、肩から発せられる声をただ聞いた。
いくつもの感謝や、後悔や、悲しみ、怒りなどが
怒濤のごとくに肩から発せられた。
友人達からは働き過ぎ、自分を大切にして。
何人にも優しい声をかけてもらい、
自分の身体とはいえ、ずいぶん酷使してきたことを
思い出していた。
身体が癒やされてゆくと、心が満ちてくる
自然の雄大さ、美しさにただ魅せられた。
生きて、この地球にいることって
なんて素晴らしいんだろ。
この直島にも悲しい歴史があり、工場の煙害で、森の木々が枯れてしまったことがあるのだとか。
島の再生として、アートの島が企画されたのだそう。
誰かの思いが形になることって凄い事だ。