「星野道夫さんの写真展、素晴らしかったですよ!」
そんな風に、生徒さんが教えてくださったので、今日行って来ました
彼の写真と、添えられたメッセージを読んでいたら、
ふと
「何故私は、写真の世界ではなく、今.此処にいるんだろう」
寒いところは苦手なくせに、そんな不思議な思いが込み上げてきた
星野さんの写真は、動物も人間も風景も、言葉にできないほどの何かがあった
そして、
都会に住んでいたとしても、極寒の地で暮らす人々や自然、動物に思いを馳せる事で、私達は少し呼吸が深くなるという事を、星野さんは写真を通して教えてくださっている気がした
でも、
今も消えない思い
何故私は此処にいるんだろう、、、、
久しぶりに人混みのなかで、長い間立って写真を見続けていたせいか、
自分の中の何かが動いたせいか
背中が痛くなってきた
帰りにカフェで休んでいて気づいたこと
私は自分がぬくぬくと、都会で暮らしているのをどこかで責めているようだった
厳しい自然と対峙して向き合うなかで培われる、
本物のスピリチュアルな世界に触れた気がして
圧倒されたからだろうか
美味しいコーヒー飲んで、
そしていつもの世界にもどると、
いつのまにか背中の痛みは消えていた
この祈り