この一年は、本当に色々ありました。
そして、駆け抜けた、というより
ひたすら諦めず、粘り、やりきった。
そんな感じの一年でした。
リラの書 の執筆と出版、原画展
リラの書の最終ゲラを提出した後、母が倒れた。
結果として短い間だったけれど、
何としても自宅で看たい。
そう思わせたのは、コロナ禍
入院したら付き添いも面会もできない。
そんな中、私は母を体力の限界まで看ようと決意しました。
でも、最期となった1週間。
母は、私を気遣い入院を選んだ。
そう感じました。
そして、「リラの書」が出版された2日後に亡くなりました。
私の手元には早めに本が届いていたので、まだ少し元気のある母に見せた時、
「綺麗。。。」
表紙を見た時の母の言葉でした。
見てもらえて本当に良かった。
母は、あまり話せなくなってきた頃、オーラがラベンダー色に輝いていました。
慈悲の色 ラベンダー リラの色でもあります。
母を看取る事で、数えきれない多くの学びがあっだけれど、その中で痛感したのは、
今日という日は2度と来ず、
当たり前な事など、何一つないという事。
ただ今を大切に、愛しんで生きる以外、私に出来ることはない、ということ。
母を看病している時、私の耳元でずっと
「先を心配せずに、今に集中しなさい」
と囁く声があった。
先がないと言われているようで、聞き入れたくない気持ちに覆われた。
囁かれているメッセージは、ごく当たり前の事で、知っていたつもりだったけれど、身に染みて感じることは全く違っていた。
そして、母の死後しばらくして父が骨折で入院。
やはり、手術直後以外面会出来ない。
大切な人が大変な時に寄り添えない事が続くことは、こんなにも辛い事だと思い知らされた。
父は私がヒーリングすると、手を合わせてありがとうと、言ってくれる人。
遠隔ヒーリングもしているけど、その温かい触れ合いが持てない。
新たなウィルスがもたらした、というより、
新しいウィルスに対する社会的な過剰反応が盲目的でその事の方がおそろしい。
ふと、コロナ禍を恨みたい気持ちが湧いて来た時、
こんなにも、私は両親を深く深く愛していたんだと気付かせてくれたのも、コロナ禍なのだと思い、心のバランスが取れた。
物事は、悪でもなく、善でもなく、
ただその事があるだけ。
2021年のテーマは、「飛翔」だと冬至の日に霧島にて伝えられました。
GO TOを使って、
冬至に少しだけ贅沢に露天風呂付き温泉へ♨️
地球の生活をしっかりと味わいながら、見てみぬふりする事なく、軽やかに飛び回りたいものです。
私のブログを読んで下さる方々は、レアな方々だと思います。
今年一年本当にありがとうございました。
良い年をお迎えください。
昨夜の満月↓